SSブログ

『アフリカン・ゲーム・カートリッジズ』深見真 [角川書店(KADOKAWA)]

単行本で出たのが、最近、文庫落ちした。実は、これが三作目である。内容的にも、この作者の最近のガン・アクションのバイオレンス路線の一番最初と言うことになる。何もない空間から銃を生み出す「銃使い」になってしまった少年が、生き延びるために戦う話。銃を生み出すという設定は、『疾走する思春期のパラベラム』にも繋がるが、考えてみたら、ごちゃごちゃ考えず、いろいろな銃を出せると言うことでもあるようだ。一応、話は完結しているが、続編も出せる構造にはなっている。やや、読みにくい感じのところもあるが、中身は濃く、迫力がある。また、『ヤングガン・カルナバル』や『ゴルゴタ』といった作品の原点であることは間違いない。


タグ:深見真
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。