超能力を持つ子供たちが、補助剤によって、自分自身を乗り物のように近くさせて、レースを行う話。何というか、分かりにくいのだが、一種のレース物である。青春物的でもあるが、登場人物はライトノベル的である。SFとしては、意外とありがちなタイプの話であるが、設定はそれなりに凝っている。レース物らしく、テンポは速く、一気に読ませる。ただ、この作者の他の作品と同様に、結構、癖もあり、読者を選びそうである。続きも出せそうではある。
2010-09-24 00:53
nice!(1)
コメント(0)
トラックバック(0)
共通テーマ:本
コメント 0