『銀閃の戦乙女と封門の姫』瀬尾つかさ [一迅社文庫]
高校生の主人公の少年はかつて異世界に召喚され、そこで活躍したが、敵を片付けたら、能力を危険視されて日本へと強制送還されてから一年後、突如現れた魔物を退治して欲しいと幼なじみの少女がやってくるという話。オーソドックスなファンタジーではあるが、設定はかなり細かく、ストーリーも結構、凝っている。同じ作者の他の作品とはそれなりの結び付きがあるようである。話は完結しているが、続きも作れそうなので期待したい。他の世界で勇者として活躍して、こちらの世界へ戻っていたのが、また、異世界へ行くというパターンは割と流行りのような気もするが、これだと、最初から強くても問題ないか。
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