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『成り上がり英雄譚 屑星皇子の戦詩』ハヤケン [HJ文庫]

帝国の第五皇子である主人公は、小国に婿入りすることになるというところから始まる話。非常にオーソドックなファンタジーの戦記物である。割と陰謀物寄りではあるが、設定は結構、細かい。話は一冊でまとまっているが、続きに期待したい。
タグ:ハヤケン

『ワールド・ウォーカーズ・クロニクル』翔田大介 [HJ文庫]

天から降ってきた少女と出会った少年は、異世界へと導かれるという話。異世界を巡るという設定だが、キャラクターは割と独特で、雰囲気も多少、ジュブナイル的なところもあったりする。一応はファンタジーだが、設定はSF寄りのようだ。既に続きも出ているが、さらに期待したい。
タグ:翔田大介

『蒼鋼の冒涜者』榊一郎 [HJ文庫]

異世界に転生した主人公は、恩人の妹と旅をしていたが、土地心を倒してしまうという話。異世界転生チート物ではあるが、ファンタジー物としての設定はしっかりしている。話はまとまっているが、続けられる構成ではある。続きに期待したい。
タグ:榊一郎

『チート剣士の海中ダンジョン攻略記』猫又ぬこ [HJ文庫]

主人公の少年は、女性しか装着できないはずの装備を着用できたため、巨大船に乗って、海中の迷宮を攻略することになるという話。要するに、『IS』と似たようなタイプの話であるが、こちらは海に潜るところが特徴であるが、全体としては割とありがちではある。とはいえ、話は上手くまとまっていて、読み易い。続きも出せそうなので、期待したい。
タグ:猫又ぬこ

『搭乗者科の最下生』志木謙介 [HJ文庫]

新人賞の金賞受賞作。人類の敵に対抗しうる兵器の搭乗者養成学校の落ちこぼれの少年は退学が懸かった試合の当日に変な少女と出会い、才能を開花させるという話。タイトルは何かを思い出させるが、こちらは非常にオーソドックスな話になっている。設定もそれなりに凝っていて、話も上手くまとまっている。新人にしては割と読み易い。続きも出せる構造なので、続きに期待したい。

『翼の姫と灼天の竜喰らい』かじいたかし [HJ文庫]

巨竜と戦う能力を持つ少年が、稀少な飛行能力を持つ少女と出会うところから始まる話。設定は、結構、『赫竜王の盟約騎士』と似ている感じもするが、こちらは現代世界が舞台になっているところが異なる。それにこちらの方が明るめの話で、しかも、色々と細かいところは変である。この作者の前作に比べるとインパクトは少ないが、微妙に変なノリは健在である。これで話はまとまっているが、続きも掛けそうなので、続きに期待したい。

『ラエティティア覇竜戦記 -神王のゲーム-』すえばしけん [HJ文庫]

戦乱期に人々を導くとされる神王が姿を見せない国に、神王を演じてやるという青年が現れるところから始まる話。重厚なファンタジーではあるが、神王をリーダーとする代理戦争という話になっており、設定は結構、複雑ではある。ストーリーも上手く構築されており、続きに期待出来そうである。

『ソード・ドラゴン・ソード』夏綠 [HJ文庫]

高校生の主人公の少年が異世界に召喚され、ダーク・ドラゴンに脅えながら暮らす少女達を助けることになるという話。召喚された先は少女しかいなくなってしまった世界なので、必然的にハーレム展開になっている。戦いは主人公が少女から武器を現出させるという方式なので、相手によって武器も変わるという設定である。この手の話は最近、流行りではあるが、話の構成は上手く、一気に読ませる。これで完結している。
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『仏教学校へようこそ』わかつきひかる [HJ文庫]

タイトル通り、仏教系の高校を舞台にした学園物で、その珍しい点を中心に話を展開しているが、ストーリー上は途中から、華道部物に成っている。この作者は以前にも華道の話は書いている。とはいえ、話はこれで完結しているが、上手くまとまっており、学園物としては楽しめる。

『6度目の世界 はじまりの夢~先輩は陰謀論好き?』清水文化 [HJ文庫]

夢の中で一緒に戦ってくれないかと美少女の先輩に頼まれた少年は、戦いに巻き込まれていくという話。割とコメディー寄りではあるが、設定はそれなりに凝っているし、ストーリーも多少、ごちゃごちゃ感はあるがしっかりしている。話は完結しているが、続きも出せる作りではある。 
タグ:清水文化

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