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『エルフでビキニでマシンガン!』神野オキナ [MF文庫J]

 タイトル通りの話だが、高校生の主人公の少年は不思議な先輩と出会い、その結果、エルフがビキニ姿でマシンガンを打つ世界へと飛ばされるとことになるという話。ファンタジーと言うよりは、SF寄りなのだが、全体的にアメリカの映画が元ネタか。話は上手くまとまっているが、続きも出せる構造なので、期待したい。
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『磁極告解録 殺戮の帝都』吉上亮 [ノベルゼロ]

 磁性流体を操る能力を持つ人が存在する1930年代の日本における特殊部隊を軸にした話。異能バトル物でもあるが、基本的には特殊部隊物である。この手の話としては、割とオーソドックスではあるが、設定を詳細に作ってあり、密度も濃く、迫力のある展開になっている。これで完結している。
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『機甲狩竜のファンタジア』内田弘樹 [富士見ファンタジア文庫]

狩竜師になるための養成学校に入学した主人公は戦車を用いて戦う機甲狩竜師を目指していたという話。ファンタジーに戦車を導入した話だが、ファンタジーとしてもなかなか面白い。意外と、架空戦記寄りではなく、オーソドックスなファンタジーになっている。既に二巻が出ることが決まっているが、続きに期待したい。
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『さよなら、サイキック 1.恋と重力のロンド』清野静 [角川スニーカー文庫]

 小さい頃に能力のあった主人公の少年は、ある少女と出会う一方で、同級生から誘われるという所から始まる話。異能バトル物ではなく、むしろ、青春物的な話である。続きは既に出ているが、2巻で完結している。雰囲気は独特で上手くまとまっている。
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『ゴー-スト・ギャロップ -蒼空の幽霊機-』富永浩史 [ノベルゼロ]

 エアレースで日銭を稼ぐ主人公のもとに十年以上前に別れた息子が現れ、最終的に伝説の幽霊機に乗ってエアレースをすることになる話。架空の世界の設定だが、基本的にはリアルな物をベースにしているようである。架空戦記寄りではないが、一昔前の冒険物的な香りがする。ストーリーはこの手の冒険物としてはオーソドックスではあるが、作りは上手い。話はこれで完結している。

『となりのプリンセス オタサーの姫はじめました。』中野雅博 [角川スニーカー文庫]

 タイトル通りの話で、オタサークルに漫研の姫である美少女が接近してくると言うような所から始まる話。ラブコメではあるが、ストーリーはやや過剰な感じもするが、上手く構成されている。話はこれで完結しているが、次作にも期待したい。

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『私たち殺し屋です、本当です、嘘じゃありません、信じてください。』兎月竜之介 [ダッシュエックス文庫]

 タイトル通りの話で、殺し屋の少女二人組が旅をして、しょっちゅう、捕まったりする話。一発ネタ系の話ではあるが、なかなか面白い。この作者のことなので、百合っぽいところもある。これで完結はしているが、続きも出せそうではある。
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『魔法使いと僕1』十文字青 [オーバーラップ文庫]

 主人公の少年は行き倒れていた少女と出会い、事件に巻き込まれていくという話。非常にオーソドックスなファンタジーであるが、展開は早く、ストーリーは上手く構成されている。雰囲気も割と明るめである。恐らくは行く先々で事件に巻き込まれるタイプの展開であろうが、続きに期待したい。
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『ユケ、鉄路 夜行急行『北星』北東北突破戦』早狩武志 [ノベルゼロ]

 人の移動が制限されている世界で、列車で移動する人を保護する特別車掌隊と許可証不所持者を取り締まる鉄道公安部隊の闘いを描く話。設定はなかなか凄いが、架空戦記的な雰囲気の話である。列車での戦闘がメインになるが、上手く描いている。架空戦記テイストではあるが、微妙に青春物的でもある。これで完結している。
タグ:早狩武志

『東京廃区の戦女三師団』舞阪洸 [富士見ファンタジア文庫]

 少女のみの部隊が魔妖が出没する地区で記憶喪失の少年を発見するところから始まる話。一種のハーレム設定のバトル物だが、『IS』に似たタイプの話であるが、ずっとミリタリー寄りになっている。話の展開は割とオーソドックスではあるが、上手くまとまっている。続きに期待したい。
タグ:舞阪洸

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